体験を読む

【トマト薬局】住み慣れた家で暮らしていきたいという患者さんの想い

薬局・薬剤師

ケアマネージャーさんの紹介で、90代と80代のAご夫婦の在宅訪問サービスの依頼がありました。市内より遠く離れたご自宅にお2人で暮らされています。車で30分くらいの場所から、娘さんお2人が協力しながら、ご両親を見られています。

◆お悩み・お困りのごと◆

Aご夫婦は、病院を4~5つ通院されていて、それぞれの病院からお薬が出ていました。お薬はそれぞれの病院の前の薬局でもらっていたそうです。そのもらったお薬を、娘さんたちが毎回お薬を飲むタイミングごとに分けられていました。できる限り、娘さんたちもご本人たちがお薬を飲みやすくなるように工夫されていました。

しかし、ご本人たちは、ご高齢で認知症もあるため、飲み忘れがたくさんあったそうです。ケアマネージャーさんの方から、薬局の在宅訪問サービスを利用した方がいいのではと娘さんたちに提案。

◆トマト薬局のサポートは◆

まずは、ご自宅にある薬の回収と、どこの病院でどの薬を貰われているのか、整理をすることから始めました。
別々の病院から処方された薬を飲むタイミングごとにひとつの袋にまとめるため、各病院に了承を得るお電話をしました。これはご本人や娘さんの負担を軽くするためや、少しでも薬物療法で症状が改善できるように、お薬をきちんと飲むためのご提案です。

そして、ご高齢のため、複数の病院の通院は負担になると思うので、ご自宅の近くにできた訪問介護ができる病院でまとめて診療してもらうようにしました。

お薬の管理は、トマト薬局がまとめて担当!

お食事はしっかり食べられているということですが、娘さんたちに何か急用があったり、準備できないときのために、宅配クック123山口店の試食券をお渡ししました。見守りサービスもあるので、少し安心できるのではと思います。

まだAご夫婦の在宅は始まったばかりで、様子を見ながらお薬をしっかり飲んでもらって、少しでもお薬を飲む負担が減れば良いと思っています。

(担当者からひとこと)

認知症のご夫婦の2人暮らし。ご家族は不安だと思います。でも、お2人は施設に入るより住み慣れた家がいいと言われるそうです。娘さんたちもできるだけ、その願いをかなえてあげようとお世話をされています。ご家族は、薬局をひとつにまとめられることや、薬局の在宅訪問サービスがあることまでは知りませんでした。
ケアマネージャーさんより「薬局の在宅訪問が入ってから、薬の管理や服用状況が分かりやすくなって、すごく助かっています。」と言って頂きました。
ケアマネージャーさんや私たち薬剤師などに頼ってもらい、ご本人やご家族の負担が少しでも減り、安心できる環境が整えられるようにしていきたいと思っています。

 

#おくすりの服用サポート #おくすりアフターフォロー #在宅(施設)おくすり管理 #残薬の整理
友だち追加

関連する記事はこちら