県外からの処方箋を受け付けることもある小郡店の管理薬剤師さんにお話しを聞きました。
「０４１０対応」が何か明確にはご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

◆お悩み・お困りのこと◆

２０２０年５月以降の緊急事態宣言の発令により、県外への移動自粛を余儀なくされました。今まで、県外の医療機関に通院されていた患者さんやコロナ禍で病院にいくことに不安を感じる方は、どうやって受診をすればよいのか。

◆薬局・薬剤師のサポートは◆

小郡店の対応事例

①ご自宅など現在お住いの場所で電話等を通して医師の診察（０４１０対応）を受けた患者さまの処方箋がFAXで送られてきます。
②薬剤師が、処方箋内容を確認し、患者さんへ電話でお薬の説明や指導をさせていただきます。
（※新型コロナ感染拡大防止を目的に、診療および服薬指導における対面原則が時限的に緩和されています）
③お薬の受け取り方法として、来局・郵送があります。電話での服薬指導後、来局は、薬局での滞在時間をできる限り少なくするため、お支払いのみとお薬をすぐに渡せる準備をしています。
郵送の場合は、郵送費の一部負担金が発生しますが対応しております。この場合のお薬代含めての支払いも薬局によって違うと思いますが、私たちは、次回来局時や振込等の対応をしております。
詳細については、こちらからお電話で確認させていただきます。
後日、病院より送られてきた原本の処方箋を確認し、完了となります。
お薬の飲み合わせ等で不明な点や不安があれば、いつでも薬局へご連絡ください。

(担当者からひとこと)

兼ねてから注目されてきたオンライン服薬指導。薬機法改正を受け、ついに２０２０年９月にオンライン服薬指導は解禁になる予定でした。しかし、予想もしていなかった新型コロナウィルス感染防止のため、２０２０年４月に時限措置として発出された「０４１０対応」が実施されました。
現場のスタッフも、突然の世の中の変化に戸惑いながら、厚労省や薬剤師会等の通知を確認・理解し業務をおこなっています。
コロナ感染が収束するまでの期間は０４１０対応が続くと考えられます。劇的な変化の渦中で、このオンライン服薬指導は、来局の負担が減り、プライベートが守られリラックスした環境でお話しすることができます。また、コロナなどの感染症罹患のリスクも軽減されます。

私たちも変化に対応していく力が必要と感じています。